はぐれた恋はずっとマイゴのまま

思ったことを、つらつらと

ふわりと、ゆらりと、一歩一歩が重くて軽いような気がする。いい意味でもなく悪い意味でもなく。ふとした時、やることがなくなった時、不思議と考えてしまうんだけど、引きずってるんだろうなぁ。一緒に歩いた道も過ごした部屋も、全てが綺麗なわけではなかった思い出がふつふつと溢れ出てきて、好きだったんだな、好きなんだな、と嫌でも実感してしまう。色に込められた気持ちだって、全てが全て彼のためだった。絡めた指の先から感じる体温が心地よかった。抱き締めてくる時の力強さが痛くて、幸せだった。笑った時のくしゃくしゃな笑顔が愛おしかった。寝ている時の幼い寝顔に触れたかった。あぁ、とんでもなく好きなんだなぁ。もう指先に触れることもないし抱き締めることもないし笑い合うこともその寝顔を眺めることも、全てできないのか。どうかわたしの知らないところで幸せになってね。

 

 

 

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