はぐれた恋はずっとマイゴのまま

思ったことを、つらつらと

仕事帰り飲んでたんだ 覚えてたんだ わたしのこと

2.3年振りに遥か昔に好きだった人と顔を合わせた。事のはじまりは久しぶりにステージでギター弾くから見にこない?とのこと。どんな理由であれこの人のギターを弾いてる姿をかっこいいと思えるのは世界で1番の自信があった。高校を卒業した頃からギターを弾いているところを見ていたから。見た目も中身も、どのタイミングで距離が縮まって会うようになったのかもマジで全部覚えてる。変な話、なんでも話せる中だ。長年の仲だから。話が逸れてしまったけれど指定の時間に行けばライブハウスに着いた瞬間出番が終わったらしくて2人して顔を合わせて笑った。そのままご飯に行き、荷物を取りに行き、二軒目へと足を運んだ。いい感じにアルコールが染み渡った時、何故かパチ屋に向かっていた。ジャグラーで4000円負けてやけ酒をするためにこの人の家へ行きミッキーのステテコとチャンピオンの黒いTシャツを借り、酒が足りないと言ってタバコと財布、そしてスケボーを片手に外へ出た。乗り方を教えてもらいながらコンビニへ向かい青色のカゴに2つ、3つとポンポンと酒を入れた。帰り道にスケボーをまた乗ると左半身から思い切り派手に転んで24歳のすることじゃないと笑ったあとに、痛いでしょと心配をしてくれるこの人を横目に見てこういう気を使ってくれるところが好きだったことを思い出した。家に着くと傷口洗いなとタオルを渡してきた。風呂場に入ればローションがあって、そういえばこいつオナニー大魔神だったと記憶を蘇らせて笑いながら傷口を洗った。お酒を飲んで朝まで大富豪をした。知らない間にわたしたち2人は眠りに誘われていた。お昼過ぎに起きたら左半身は激痛。軽いむちうちでまた笑った。外が暗くなるとまたスケボーを片手にパチ屋に向かってた。案の定3000円負けた。レグボしか当たらない。ペカるのに7は揃わない。目押しが下手くそ。全部が面白すぎて帰りも酒を買って帰った。買った酒を全て飲み干しておいで、と手招きされたベッドへと向かってふかふかの布団に沈んだ。じゃれあって気がついたら寝てた。この人は朝から仕事のため一緒に外に出ようとするとゆっくりしてていいよって言われていってらっしゃいをして、腐る程寝て部屋を掃除して鍵を閉めて、ポストのなかに静かに鍵をしまい込んで左足を引きずりながら駅へと向かった。昼寝をして携帯の着信を見るとバイトないなら居ればよかったのに、2.3日も一緒に居たのに居なくなると寂しいって言われてずるいなぁ、また好きになってしまうだろうと思いながら洗濯機にこの少しの気持ちを入れて回した。変な安心感があるのは長い付き合いだから。お互いを知っているから。この2.3日。めっちゃ青春したわ。甘酸っぱすぎた。今は年齢だけ立派な大人になってしまったけど、昔のやんちゃな気持ちを思い出せたよ。ありがとう。いつまでもやんちゃしていこうな。